だいきらいよ、あんたなんて
どこまでもお人好しでだれにだって優しくて
頼ることを知らないで自己犠牲心に溢れてて
全部自分で決めてしまって護らせてはくれなくて
一歩前を歩き続けて追い付かせてはくれなくて
命擲ってまですべて救おうと、して
ねえわたしが救いたいと願ったものはただひとつなのよ
せかいもいのちもすべてどうでもいいのただひとつ、ただひとり
だけれどそれを知ったならあんたは笑っていてくれないでしょう
(だいすきよ、だからきづかないで)